こんにちは。
年末年始で実家の神奈川県に帰ってきています。
昨年父が亡くなったとか、数年前に患った母の病気の予後があまり良くないのとか色々あって、ここ数年は、帰れる時に帰っておこうと、割とマメに帰ってきています。
で、帰ってきたら、やっぱり本州での探鳥ですよ。
こっちの冬場は、近隣の公園でルリビタキが見られるとのことで、早朝からトライです。
青い鳥って魅力的ですよね。
本州での探鳥ルックに悩む
そんな事で、バードウォッチング始めて初の本州冬なのですが、もう〜、着ていく服にとっても悩みました。
北海道では11月過ぎたら登山用の靴下にスノトレ、あったかくて汗も吸う登山用アンダーでバッチリ保温して、耳も隠れるニット帽にスキーウェア一択なのですが、う〜ん、ここってどうなんだろう??
取り敢えず、ジーンズの下にはアンダーまたは厚手のタイツ。
で、上はいつものモンベルのアンダーウエアに軽くフリース着て、ダウンのハーフコートでいいかな?
足元は普通にスニーカーです。
し・・、しかし、朝方はこちらも霜柱が立つほど寒く、かといって日中は15度くらいになる時もあり、道民としては全く服装読めません。
探鳥始めた朝7時はすごく寒いし、日中は汗で気持ち悪いです。
周囲を見渡してみると、何となく皆さん、北海道で言ったら10月中旬くらいのウェアで探鳥している感じ?
軽い山ウェアというか、ウォーキングウェアの女性もちらほら。
粘るつもりなら寒さは大敵だけど、「着る物に困る」ってこんな感じですね。
愛想のいいルリビタキメスにメロメロ
今日のフィールドは横浜にある某公園です。
有名な所なので、ウォッチャーさんとレジャーの方々でごった返しています。
園内は広く、軽く丘陵あり、深めの林ありと起伏に富んでいますが、クマの心配なく探鳥できるので、足取りも自然に軽くなりウキウキ。
しかし、結構林や茂みからガサゴソと大きな音が聞こえて怖い・・。
正体は、アカハラとかのちょっと大きめの鳥や、ゴジュケイだったりタイワンリスだったりするのですが、日頃クマに怯えて暮らす私は、何度か「ギャァぁぁ〜!」と声をあげてしまった・・。
所で、ゴジュケイ見てると、愛鳥家にあるまじき感想が出ちゃうんですよ・・。
『美味しそう・・』って。
さて、相変わらず闇雲に探しましたが、ルリビタキは見つからない。
そんな時、とある場所で、がっつり撮影している女性に遭遇。
何撮ってるんだろうと思ったら・・。
出たっっ!!
ルリビタキだっ!!
尻尾の青や、脇の黄色が美しい。
メスにしては青いので、もしかしたらオスの若い子かもしれないと言われているそうですが、か・・、可愛い!!しかも、自らは寄ってはこないけど、あまり人を恐れない。
すごいマイペースな子で、『私を撮ってね』と言わんばかり。
聞けば、この子は2年目で、いつもここにいるのだそうだ。
ただ、「前はもっと出てきてたけど、追われちゃったみたいで、出てくる回数が少なくなってしまった。」とのこと。
なんて事!!
子供に追われちゃったのかな〜?
もし、追ったのが大人だったら許せません!キィっ!
後日、何とかオスのルリビタキの撮影も成功
この日はメスのルリビタキにしか会えませんでしたが、聞いた所によると、どうやら、オスのルリビタキもいるらしい・・。
という事で、数日後に再トライ。
本当はすぐに来たかったけど、年末年始忙しかった・・(涙)。
数日後、またもや某公園でウロウロしていると、アオジを撮影している男性と遭遇。
挨拶してルリビタキの話をしたら、出没スポットを教えてくれました。
(そして、見事な腕前のルリビタキの写真を見せてくれた。感動)
早速急ぎ足でスポットへ行くと、数人のカメラマンが待機中。
運良く数枚撮影できたのがこちらの写真です。
メスのルリビタキも可愛いけれど、青い鳥はやっぱり特別。
私が行ったときは、茂みから出てきてくれたのがたった1回。
その後、1時間以上待ったけど、出てきてはくれませんでした。
日陰で暗かったのと、ちょっと遠かったのとで、ノイズが出てたり、ピントも甘いですが、写真に収めることができて嬉しいです。
あ〜・・、ルリビタキに会えて幸せ。
こんな子たちが自然に生まれるなんて、不思議ですね。
ルリビタキは、警戒心が薄く、ナワバリを持ってそこで生活をするらしいので、一度出没すると大体いつも同じ所に出てくるらしい。
なので、一度見つけてしまえば写真に収めるのも難しくはないと書かれていました。
そうか・・。
やっぱり、鳥の生態などをよく知らず、闇雲に探鳥するのは良くないなと反省・・。
しかし、闇雲スタイルも面白いので捨てがたし。
ルリビタキが北海道で見られるのは、主に春(て書いてあった)。
2024年は、探してみよう。
それではまた。