2025年1月、ウトナイ湖。
2024年シーズンもシマエナガが少ないと書いたのだけれど、2025年シーズン(2024年12月頃から翌2025年3月くらいまで)も、シマエナガの遭遇率が下がってます・・。
これは、私だけが感じている事ではなく、聞く人聞く人、ネイチャーセンターの人までも、同じことを言っています。
温暖化が原因とも言われますし、ラピタス建設の影響などにより、ウトナイ湖や千歳川を取り巻く環境が刻一刻と変わっていることや、加熱するシマエナガ人気の影響などとも言われます・・。
色々悩ましいことがありますが、本日はウトナイ湖で見た猛禽劇場の写真です。
餌を争うオジロとオオワシ!それに、徒党を組んだカラス!

ウトナイ湖では、オオワシやオジロワシなども観察できるのですが、いつも対岸のあたりにいるので、結構遠くて、なかなか写真に収めることはできません。
それが今日、割と近くにいたからファインダーで覗いてみると、なんと、オジロがお食事中!


オジロの食事なんて、滅多にお目にかかれるものではありません!
これは、観察せねば!
狩りをして得たのは、魚のようですね(鳥じゃなくて「ほっ」)。
オジロは食事をしていますが、それまで遠巻きに見ていたカラスがジリジリと近寄る・・・。

カラス・・。
あいつらチームを組んで、空の上でもオオワシに挑んでくるからホント命知らずというか、怖いです・・。
ワシやタカなどは、基本ソロで活動するから、チームで攻撃してくるカラスにはやられっぱなしです。
(北海道では、普通に上空で、カラスにちょっかいかけられているワシなどを目撃することができます)

そこへ分いる・・と言うか、急に横取り合戦に参加する空の王者オオワシ。
怒るオジロと、虎視眈々のカラス。
オオワシの横取りは成功したかに見えますが・・。

横取りに成功したものの、カラスに狙われ、これ、雄叫び上げてる様子??
声は聞こえなかったが・・。
オオワシの横に控えているのは、オオワシの若?
それともオジロワシの連れ??
・・、にしては、冷静だな・・。
じゃあ、オジロの若い子なのかな??
わかんないや。

下は湖なんだから、自分で狩りをしたらいいのに・・。
カラスは遠巻きに見ています。
その後、、注視していると、獲物を狙って、オオワシとオジロとカラスの三つ巴の死闘ガッ!!
おおおおっ!!
こんなの間近でみるのは初めて!
OH!ナショナルジオグラフィック!

自分で得た獲物を横取りされるのはたまりません!!
オジロワシの逆襲が始まります。
結果、獲物となっていた魚は数分割され、それぞれの胃袋に。
今日は、『そろそろ帰ろうかな・・』と言う時に、氷上ドラマが繰り広げられました。
これだから、自然観察はやめられませんね。
それではまた。