2023年9月。
実家の神奈川に帰ってきています。
先日の江ノ島では、イソヒヨドリのいい感じの写真が撮れなかったので、今日は、大磯にある「照ヶ崎海岸」にきています。
ここに来たのはアオバトが目的なんですが、それはまた次の記事にするとし、今日は、念願のイソヒヨちゃん(主にオス)の撮影記事です。
・・、大磯には、事前情報通り、普通にたくさんイソヒヨドリがいた・・。
照ヶ崎の漁港あたりにたくさんイソヒヨドリがいる
照ヶ崎のアオバトスポットからちょっと移動すると大磯港。
この周辺では、このように釣りを楽しむ方々でいっぱい。
すぐ近くには人気の食事処やビジターセンターもあり、日中なら、食べ物と飲み物とお手洗いは確保できます。
ありがたや。
とりあえず、テトラポットあたりにイソヒヨドリが出現するんじゃないかと、ひとまわりする事に。
アオバトスポットでもイソヒヨドリを見かけたんだけど、遭遇したのは3時間いて1羽だったし、イメージ的にこっちの方がイソヒヨドリがいそうだと思って。
早速ですが、防波堤の上にイソヒヨドリを発見。
西防波堤に移動して、すぐにイソヒヨドリの鳴き声。
確認すると、江ノ島で見たように、3羽で囀りながら飛び回っている・・。
まるでハーレムのよう・・。
群れで生活する習性だったっけか??
繁殖期・・ではないと思うんだけども・・。
イソヒヨドリは、基本的には1羽で生活をするようなので目を疑いましたが、あの鳴き声や姿はまさしくイソヒヨちゃん。
群れ・・っていうわけではないんだけど、団体行動もするのか・・。
と、帰って調べてみたら、どうやら子を育成中のようです。
イソヒヨドリの子育ては、まず、雛をグループ分けし、それぞれのグループをオスとメスで分担して育てるんだそうな。
とすると、やっぱり私が江ノ島やここで見たのはイソヒヨドリで、時期や飛び方なんかを考えると、各々自分の持分の雛を育てていて、巣立ち前の最終段階だったのかもしれないなと予想。
そんなこんなで、西防波堤での結果は、ちょっと粘ってみたものの、メスにしか会えず。
イソヒヨドリの幼鳥は灰色らしいので、もしかしたらオスの幼鳥かもしれないけれど、私は背中が青い子を見たいのです。
という事で、このまま大磯の漁港(少し歩くがすぐ近くではある)に移動。
・・、今日も暑い・・。
朝6時頃からこの場所にいるので、ちょっと辛いです・・。
漁港に移動すると、普通にのんびりしているイソヒヨドリ
西防波堤を一周し(割と広いので、防波堤を一周するのは辛い)、漁港に移動すると、いきなり電灯の上に止まっているイソヒヨドリのオス。
わぁ、あれ、イソヒヨドリだよね??
逆光気味で暗いけど、多分オスだし!
と思ってシャッターを切り、ふと目を下ろすと、ガードレールにもイソヒヨドリ。
こんな簡単に、イソヒヨドリがうじゃうじゃいる環境があるなんて・・、夢?
私の住んでる所じゃ、レアなのよ〜!
1羽の時間を過ごすイソヒヨドリは、ほとんど囀ずらずに散歩をエンジョイしている感じ。
しかし、照ヶ崎のアオバトスポットでは、バズーカに三脚持ちがたくさんいたけど、漁港にはそういう人はほとんどいない。
イソヒヨドリを撮影しているのなんて、私だけだ。
全然いいんだけど。
ということで、本日のベストショット⤴️。
目がクリクリしているのが特徴のヒタキ科とは思えない精悍な顔立ちのイソヒヨドリオス。
でね〜、ここのイソヒヨちゃんは、羽が結構ブルーグレーというか、岩色よりなのよ。
写真で見たり、編集で彩度を上げるといい感じになるんだけど、まだ若鳥で換羽が済んでいないのか、湘南の太陽光線で色褪せちゃうのか色が飛ぶのか分かりませんが、積丹で見た子に比べてグレーだわ〜。
こういうものなのだろうか。
ちょっと曇っていた方が、もしかしたら青いのかな??
そもそも、イソヒヨドリって、そんなに青くはないのだけど、タイミングによっては結構青く見える時があるしなぁ・・。
謎。
上の写真は、マリーナ的な所で、ボートのひさしにいたイソヒヨドリ。
逆光で暗かったのだけど、編集で明るくし、彩度を上げたらこんな感じ。
さっきの子と違って、目がクリッとして可愛い雰囲気ですね。
編集と言っても青色を添加した訳ではないので、やっぱりイソヒヨドリのオスの羽は、青という事ですよね。
今日は、朝5時起きで電車に乗ってやってきたけど、目的の鳥に苦労しないで会えて良かった。
暑さと寝不足で死にそうだけど、サウナと岩盤浴でリカバリーしよう。
と、駅に向かって歩き始めた所で、電線にもイソヒヨドリ。
神様、ありがとう・・。
それではまた。