北海道でもたまにしか会えない「ユキホオジロ」。
白くてもちっとしていてちょっぴり鈍臭そうな可愛い姿は私の憧れ。
ユキホオジロは道東や道北で見られるので、私は去年網走まで行ってみたのですが、結局会えずじまいでした・・。
でも、別に道東まで行かなくても、意外と近くでユキホオジロは見られるらしい・・。
と言うことで、自己流ですが情報を辿りながら、私は道南ていうか道央っていうか・・、某海岸を目指しました。
札幌圏のユキホオジロスポットは、石狩近郊と勇払近郊・・らしい
某海岸に到着。
ユキホオジロが飛来する条件として、「好物の『ハマニンニク』が豊富にあること」などが挙げられますが、正直、北海道の浜辺には、割とどこにでもハマニンニクはあります。
だけど、来る浜と来ない浜があるので、いろいろな情報を探りながらロケハンするのですが、一応札幌圏の有名な場所は、石狩浜や、勇払近くの浜らしいです。
で、今日来ているのは、勇払側の方で、車は浜辺まで乗り入れることが可能です。
ユキホオジロの飛来情報もしっかりあるここには、実は何度か来ているのですが、私は未だ会えず・・。
この前は、到着した30分前にユキホちゃんは飛び立っちゃったみたいで(教えてくれた人がいた)、『もう一回くらい来るかな?』と数時間待っていたけど、結局その日は来なかった。
その次も早朝から張っていたけど来なかった。
しかもここ、冬はトイレが閉まっているし、近くのコンビニまでも、なんと車で15分以上かかるという立地・・。
なので、根性で待てる時間も限られる。
ていうか、来ないなら、他のフィールドでエナガを探したいよっ!!
社会人の週末は短い・・(涙)。
で、そのうちインフルエンザにかかっちゃて、なんと今日は探鳥自体2週間以上ぶり・・。
ユキホちゃんはまだ渡ってないと思うけど、来てくれるかどうか・・。
いっそ他の浜を探そうかとも思ったけど、ここ以外の浜だと一生待ってもユキホちゃんは来ないかも・・。
と思うと、他のフィールドにも行けない。
という事で、今日もここです。
数週間前には降り積もって真っ白だった浜辺の雪も溶け、砂が顔を出しています。
くそう、インフルエンザのせいで、浦島太郎さんだよっ!
さて、広い砂浜をゆっくり歩いていると、何だかちょこちょこ歩く数羽の鳥がいる・・。
よく見たら、あれこそ、ユキホちゃんではないですか??
ユキホちゃんは、全部で7〜8羽くらいいる。
白い・・、可愛い!!
ユキホオジロの写真をご覧ください
それでは、今日の記事も前置きが長くなりましたが、雪頬白の写真をご覧ください。
ユキホちゃん達は、かれこれ2時間くらいムシャムシャとハマニンニクや下に落ちている何か(虫か??)を食べていましたが、やがてチチチ・・という鳴き声が大きくなったと思うと、どこかへ飛び去って行きました。
この前いたシラガホオジロの群れは、一度飛び去っても同じ浜辺の違うスポットに移動するだけで、ほぼ1日中ここにいたんですが、この子達はどこかへ行ってしまいました。
真っ白な群れが移動する様はとても綺麗で、私はうっとりしてしまい、写真を撮ることができませんでした。
というのはちょっと盛っておりまして、『わぁ・・』と思った瞬間にカメラを向けたのですが、間に合わなかった感じです。
雪が積もっていれば、雪をバックに美しい写真が撮れたり、ハマニンニクにちょこんと乗ったりしている可愛い写真が撮れるのですが、すでに雪が溶けているので、ユキホちゃん達はわざわざ苦労をしなくても、下に落ちてる実とか虫が食べられるみたいで、夢のショットは撮れませんでした。
けど、ユキホちゃんに会えてとっても幸せ。
ところで、白い子って、シマエナガもそうだけど、なかなかピントが合わず、クリアーに撮影するのが難しいです。
今週末も行きたいけれど、まだいてくれるかなぁ、ユキホちゃん。
それではまた。