本日は、日本で一番アオバトの飛来数が多いらしい、神奈川県は大磯町にある「照ヶ崎海岸」に来ています。
アオバトの飛来を観光等の売りにしている照ヶ崎海岸では、アオバトの観察や撮影のためのスペースが確保されていると言う、ウォッチャーさんにも嬉しく、アオバトにも優しい配慮がなされている、ちょっと珍しいスポットでもあります。
照ヶ崎海岸は、JR大磯駅から徒歩15分。
JR東海道線大磯駅到着。
ここは、漫画『よつばと!』の海回で、とーちゃんとよつば達が石を探しにくる海岸らしいのですが・・。
奇しくも聖地巡礼してしまううみのですが、実際に石拾いができるのは、照ヶ崎ではない方の海岸らしいです。
(ちょっぴり探したけれど、シーグラスなどは落ちてなかった)
大磯駅から坂を降れば15分もせずに海岸へ到着するのですが、早朝トライと年齢、前日のお酒諸々で心の折れた私は、目の前に停車しているタクシーに乗り込む。
割と辺鄙な駅なのに、朝の6時から駅でタクシーが待っているとか、都会だなぁ・・。
早速タクシーに乗り込み、「照ヶ崎海岸まで」とお願い。
照ヶ崎と言っても海岸線は長く、運転手さんからは、「どの辺りに着けますか??」と聞かれる。
ので
アオバトの撮影スポットまでお願いします。
と回答。
運転手さんは、勝手知ったるとばかりに、イエッサーと車を走らせる。
よくよく聞いてみたら、撮影スポットの事は、他のお客さんから教えてもらったらしい。
因みに、初乗りで到着するので、不安な方はタクシー利用もあり。
照ヶ崎海岸到着!すでに先客が・・
照ヶ崎海岸到着しました。
朝6時過ぎと言うのに、千客万来・・。
アオバトが飛来するのは夜明けと共になので、朝焼けとセットで狙っている人とかは、多分4時過ぎからいるのでしょう。
因みに、駐車場も完備されているので、車で乗り付けて、三脚&キャンピングチェアー持ち込みの人も多数です。
クーラーボックス持っている人もいた。
いいなぁ・・。
観察できる場所は、浜辺と、その上にある陸橋。
他でも観察できるけれど、今日は直前が満潮時間だし、アオバトのほとんどがここの岩礁に来るので、ウォッチャーさんは大体こちらで観察しています。
そして、私もそっと近くでカメラを構える。
強烈な太陽光線が味方したアオバトの写真
浜辺に着くと、程なくしてやってくる、アオバトの群れ群れ群れ・・。
さすが、飛来数日本一なだけある。
群れは、断続的に延々飛来してくる。
恐るべし丹沢山系。
シャッターチャンスとか、飛来する頻度とかは糸井(北海道)より少し多い程度で、桁違いと言う感じはしない気がするけれど、群れが大きいのと、一度に違う群れが数組飛来するので、途中で群れ同士の交差が起きたりして、なかなかの迫力です。
で、飛来した群れは、高確率で近くの岩礁に降り立ち、塩分補給をしていく。
すごく写真が撮りやすい。
そして、真夏の太陽光線に照らし出された波や羽が美しく、強烈に光を取り込んだレンズでは、簡単にISO100とかで撮影できる。
太陽光線に反射する波。
光り輝く飛沫と羽が美しい。
まだまだへたっぴな私の腕でも、イメージに近い写真が撮れてゆく。
なんだかんだで、100枚以上アオバトを撮影。
もちろん全くダメな写真も多いんだけど、朝から快晴の今日は、飛沫に透ける光が私なりに表現できてとても良かった。
一つだけ、難というか、北海道と違ったのは、アオバトの黄緑色がなかなか綺麗に撮れなかった事。
これも、太陽光線の強さのせいなのかしら??
コントラストが強すぎるのか、生息地で、そもそもの体の色が違っちゃうのか??
アオバトの綺麗な黄緑色とか雄の背中のワイン色とかを効果的に映そうとしても、これまた難しくて・・。
照ヶ崎海岸おまけ
と言うところで、ここには3時間程滞在し、アオバト撮影終了。
8時過ぎるとアオバトが来なくなるって聞いていたし、潮が引くように人も引けていくけれど、10時くらいまではぼちぼちアオバト観察はできました。
変な人もいないし、超楽しかった。
できれば、撮影のお供(お菓子とか、冷たいドリンク類。車じゃないからビールもいいな❤️ビール飲んでる人なんていなかったけどw)を持ってくれば良かった・・。
所で、撮影してたら、ご夫婦で来ていた隣の旦那さんが、「ミサゴだ!ミサゴだ!」と、奥様に興奮気味で訴えていたので、私も便乗して、ミサゴを撮影。
ゆっくり旋回してきて海に潜ったんだけど、残念ながら狩は失敗したようです。
遠目だけれど、カッコよかった。
それでは最後に、ビーチボーイズのBGMが似合いそうな、ゴキゲンな写真が撮れたので、見てみてください。
それではまた。
鳥以外の写真も、インスタやTwitter(X)に投稿しています。
興味がある人は、フォローしてみてくださいね。
余談ですが、私はこの後、茅ヶ崎にある「竜泉寺の湯」でビール飲んで豪遊しました。