おはようございます。
最近ちょっと忙しくて、週末は全く身体が動かず。
天気も曖昧なものだから、短時間で探鳥をしていたのですが、やっぱり午後からとかだと全然鳥に会えない!
(山に帰ってくる群れには会いやすいですが、いかんせん時間の問題)
ので、今日は真面目に午前中から鳥見に来てます。
というのも、最近SNSでイスカの投稿が増えていて、見てみたいなっと思って。
イスカって、調べると冬鳥らしい。
しかも、北海道あたりじゃ全然年がら年中いるみたいな解説ばかりなんだけど、昨年、あんなに足繁く探鳥に通って、ただの一度も出会わず。
イスカって、本当にいるの??
という事で、SNSで発信されてたウトナイ湖へ
という事で、イスカはどこで見られるのかな??
・・・。
イスカは主に冬鳥で、育成環境が整えば、年がら年中繁殖しているらしい・・。
北海道などでの繁殖例もあり、言ってみれば、日常的に会えるらしい・・、んだけど、私は見たことがない。
無知ゆえの見たことがないという事もあるんだけど、あんなに赤い鳥(メスは黄緑)がいたら見逃すはずないんだけどなぁ・・。
と思いつつ、情報や経験のない初心者がやらかすこと。
見ていながらの見ていないとか、シマエナガばっかり見ていて、それより上の範囲の木に生育している鳥は見ていない可能性大。
今日は、SNSでイスカの来訪を発信していた、勝手知ったるウトナイ湖へ突撃です。
ベニマシコのメスなどを見つつ、諦めたところで、イスカを見つける
イスカを探してウトナイ湖へ。
今日のウトナイ湖は、マガンの数はガクンと減っていたものの、時折湖面から飛び立つ(多分)ヒシクや、まだ残っているマガンなどの群れで、まだまだ賑やか。
ここにはシマエナガの群れもくるし、ベニマシコなんかもいるので、注意深く散策。
内緒の小道でカワセミに会うも、用心深い翡翠は、足音で逃げる。
でも、美しい青い背中が見られたので幸せ。
シマエナガやイスカを期待して散策しているものの、タイミングや時間が合わず、結局4時すぎまでこれといった鳥果はなし。
イスカの群れは何度か頭の上を通り過ぎたのだけれど、近くには止まらず。
群れの中にお腹の赤い子が数羽いたので、多分あれはイスカ。
ベニマシコは確か、群れでは暮らさなかったはず・・。
なんか悔しけれど、鳥の群れ、綺麗だったなぁ・・。
でも今日は、行くところ行くところカケスばっかりで笑った。
まぁ今日は、もうダメだなと、ネイチャーセンターから道の駅方面へ歩いていたら、湖畔で餌を啄んでいただろう鳥の群れが、ババっと飛び立つ。
不用心に歩いていた私の足音にびっくりしたようだ。
ああ〜〜、ごめんヨォ・・。
と、しかし、飛び立ったものの、1〜2羽は近くの枝に止まる。
もちろん写真に収める私。
誰子ちゃんかしらと、ディスプレイで確認したら、あら??
この嘴。
イスカのメスではありませんか??
イスカのオスはすんごく赤いんだけど、メスは控えめなイエロー。
でも、これも可愛い。
年が明けたら探鳥3年目の私。
実は、イスカ初見。
感動。
今日はもう満足なんだけど、ここまで来たら、好きな鳥のひとり、ベニマシコにも会いたい。
・・・、と思っていたら、鳥獣保護センター近くで、ヒッ、ヒッというベニマシコの鳴き声。
ピッポパッポも聞こえたんだけど、姿は見えず・・。
あらら、この子はベニマシコの女の子。
赤い子ちゃんじゃないのは残念だけど、相変わらずいつもモグモグしてて可愛いです。
ほんの少し前の私なら、オスもメスも区別つかないし、赤くなければベニマシコだと思わなかったでしょう。
う〜ん、興味を糧に学ぶってすごいですよねw。
帰り際、鳥獣保護センターのハンノキに群がるイスカ
今日は、女の子だけどイスカもベニマシコも見られたし、なんとか写真に撮ることができた日曜日。
満足して帰ろうと、車に向かったその近くのハンノキで、なんと、イスカの群れ。
うおっ!!
イスカが・・、イスカがたくさんいる・・。
時刻は既に午後4時すぎ。
北海道の日の入りは、本州よりおよそ1時間ほど早い・・。
ファインダーでは辛うじてその姿を認められるも、写真に撮ると真っ暗。
惜しいっ!!
惜しいんだけど、こんなに暗くても、赤みを帯びているのがわかる、イスカの赤。
無念すぎて、家に帰って編集したのが以下の写真です。
イスカって、ちょっと悪人顔ですよね。
それにしても、去年は全くお目にかからなかったイスカ。
範疇外で、見てても見えなかったのか??
すばしっこくて分からないのかと思いきや、一本の木に群れでやってきて、ひたすら松ぼっくりやハンノ実などを食べている。
どちらかというと、スローモーで鈍臭い系。
色々勉強していくと、色々と知らないことだらけな事に気づきますな。
来週も見に行こうっと。
それではまた。
探鳥のオススメインナー。
ヒートッテックもいけど、登山グッズは侮りがたし。