2025年10月下旬・・・。
いつものフィールドである「北大研究林」が、ついに熊騒動で閉鎖されてしまった・・・。
同年12月、未だ解除されず・・。
ええ〜、もう、どうしてくれるの〜〜〜!!
という訳で、久々のウトナイ湖です。
ウトナイ湖は水鳥なども楽しめるのですが、調子のいい日と悪い日の落差が激しい。
高い木が少ないのと、下に藪が多いので、雪が積もればシマエナガが下に餌をとりに来るし、大鷲やチュウヒを拝める日も多い。
しかしその反面、何も撮れない日も多い・・・。
北大研究林は、営利目的でもないし、入林料も取っていない。
あくまでもボランティアや社会貢献、地域の皆様のために、研究している林の一部を開放している形なので

もう、面倒だから、このまま一般人の入林禁止でいいんじゃね??
なんてことになったら、どうしよう・・・。
と、日々気を揉んでいる訳ですが・・・・・・。
ウトナイ湖で、シマエナガのプチフィーバータイム
てなことで、心ザワザワしながらウトナイ湖に来ました。
今日の前半は調子悪かったのですが、昼過ぎになんと、シマエナガのプチフィーバータイムがあり、ひっさびさにシマエナガの写真を撮ることができたので、解説とともに写真をどうぞ〜!

シマエナガは群れで行動するんですが、その群れは大きいものと小さいものがある。
今日は、大きめの群れがやってきては、トストス下の藪に入ったり、中程度の枝に止まったり。
昨年は2月くらいにならないとそんな光景見られなかったのに、こちとらもう、ドキがムネムネですよ。

数羽が降りてきて、何やら穿っていると思ったら・・・


幹の下の方か、木の皮の間か・・。
イモムシがたくさんいたようですね、タンパク源。
私には全く見えないのに、空から目ざとく見つけるんですね〜。
これがバードアイってやつですか??


ピントが少しズレましたが、今日はシマエナガの飛び出しが撮れました。
チャンスタイムがあった割には傑作の撮影には及びませんでした・・。
が、シマエナガに会えただけでものすごく幸せ。
人に聞いてみたら、先週は鳥獣保護センター近くの藪に大きな群れが来て、子供や観光客が大喜びだっとか。
本当、私って、「持って」ないわ・・。
と嘆きつつ、今日のところはタイムアップ。
あ〜あ、今頃きっと、訪問する人間がぐっと減った研究林は、鳥の楽園になってるんだろうな、悲しい。
ということで、最後は、アカゲラかと思ったら、オオアカゲラだった写真と、珍しく愛嬌のあるカケスが撮れたので、その写真でお別れです。
鳥の鳴き声がしない日だったから、オオアカゲラのコンコン木を突く音が、森中に響き渡ってました。
おしまい。



